2・3年を目途に黒字化する。

経営分析

黒字に理由があるように赤字にも理由があります。分析には経営分析と市場分析があります。まず経営分析ですが簡単に申し上げると黒字であったときの数値と直近3年間の数値を比較し、何がいくら変わったかを比較検討します。変わった箇所には変わった理由があり、その理由には結果があります。例えば売上増加を目的とし広告宣伝費が倍に増えていたとします。しかし、その結果売上が増えていなければそれは意味のない費用ということになります。しかし誰しも人間は自分を否定することが苦手ですから、意味のなかった結果に意味をつけようとします。

例えば「いつか売上はあがるはずだ」と。このような場合でも当事務所は失礼を承知で言うべきことははっきりと言います。実はほとんどの経営者の方々はやるべきことを薄々は感じています。経営者は孤独です。だからこそ当事務所は真のパートーナーになるためには時にはたとえそのことが理由で当事務所にとって不利益な結果になろうとも言うべきことははっきりと言うことを大切にしています。

市場分析

次に市場分析です。これはたとえば10年前に中心だったものが技術革新や時代の流れで現状では他のものにとって変わられているような場合に重要な分析となります。この場合にも客観的に市場を分析し、現状の把握をし、計画的に対策をうっていくことが重要です。そのために現状と市場を比較分析し今ある技術や財産をどのように変化させていくかを考えます。このような場合には例えば100万円の赤字をなくすのに100万円を削減することが正解ではなく時には100万円の赤字をなくすのに100万円を使い、売上を200万円に増やすという考えも必要なのです。